子どもの目線。

先週末、ららぽーと東京ベイで開催されたNPO法人Ubdobeさん主催イベント『MisticMind in ららぽーと東京ベイ』に参加してきました!

両育わーるどは、Think Universal.ポスターの展示と、自閉症・上肢欠損の体験ボックスワークショップを行いました。


ららぽーとという場所、折り紙やトランプという身近なコンテンツだったこともあってか、たくさんの子どもたちが「やりたい!」と遊びにきてくれて、「楽しかった!」と笑顔を見せてくれました。

個人的には「ただ楽しいで終わらせていいのかな?」「でも、堅苦しくなるのはいやだな」「子どもにどう伝えるといいのかな」といろいろ感じ、結局のところわたしはThink Universal.で何がしたいんだろうなあ、と自分自身が改めて考え直すイベントとなりました。

けれど、子どもってすごいもので、自閉症体験をした小学生のお兄ちゃんが「僕もよく見えないのが当たり前だって思ってたから(生まれつきあまり目が良くなかったとのこと)、きっとこういう子たちもそれが当たり前だって思ってるんだと思う」と、いいとか悪いとか超えた感想をくれて、なんだかすごく、ぐっときました。

何か困難に見える事があると大人は「じゃあ対策を!」と考えがちですが、子どもは「そうなんだね」って素朴に受け止めらるのかも知れません。

大人の目線も持ちつつ、子どもの目線も忘れたくないなあ。

 

byさきこ

一緒にごはんを食べる。

はじめまして。
社会人スタッフのさきこです。
昨年末からゆるりと参加しています。
どうぞ、よろしくお願いします。

両育わーるどは毎月第2、第4日曜日の午後、定例ミーティングを行っています。
ミーティングの内容はその時々によって違って、みんなで話し合う時もあれば、それぞれで作業にあたる日もあります。
特にこれといって決まりがないんです。

そんな定例ミーティングですが、最近、ゆるーくひとつの流れができています。
それは、ミーティング後に一緒にごはんを食べること。

年齢も性別も立場もバラバラで、この活動がなかったら関わることもなかったんだろうなあという人たちと食卓を囲む。
なんだか、すごく不思議な気持ちで、そしてなんでか、不思議と居心地が良いのです。

一緒にごはんを食べると仲良くなるってこういうことなのかなあ、と今更ながら実感します。

と言うのも、わたしは摂食障害当事者で、つい最近まで「食べる」という行為が怖かったんです。
正直に言えば、今でもまだ怖い時があります。

だから、誰かとごはんを食べるのは、楽しい気持ちもちゃんとあるのだけれど、それと同じくらいの怖さがあって、その場は楽しめるんだけど、ひとりになった時の反動が大きくてものすごく疲れる行為でもあるのです。

みんなとただたのしく食べたいけれど、自分の「食べる」に自信がないから、ちゃんと普通の量を食べれているかな?みんなと同じペースで食べれているかな?変じゃないかな?と必要以上に「みんなと一緒」に拘ったり、カロリーや脂質、糖質、食品添加物の有無、遺伝子組み換えであるかどうか、などを異常に気にして、けれど目の前の誘惑に勝てなくて、食べちゃって、こっそり吐いて、罪悪感を感じて…

今は症状も落ち着いていて、だから、この変な繋がりの人たちと、ただたのしく、一緒にごはんを食べる時間が単純にうれしいんです。

とは言え、毎度毎度おじさんたちと食べていても味気なく…笑。
一緒にごはんを食べられる若者の仲間が増えたらいいなあ、と思う今日この頃です。

by さきこ